ep04:初歩的なミスをやらかした船橋

第1部:船橋ブラストーリー

船橋は順調に風俗街道を歩んでいるかのように見えた。

しかし、初歩的なミスが意外にも大きなダメージに繋がることになる。

雑用的な仕事をこなしながら、新たに与えられた仕事

それは・・・

女の子からのインコール、アウトコールを受ける

という任務だ。

【船橋WiKi】-インコールとアウトコール-

  • キャストさんがお仕事の際ホテルに到着してこれからプレイに入りますよ〜とお店に連絡するのがインコール。
  • プレイが終わり、これからホテルを出ますよ〜という電話がアウトコール。

インコールとは・・・

キャストさんから『ホテルに入りました』とか『お客様にお会いできました』

という感じで電話がきたら、

スタッフが『よろしくお願い致します』とか『21,000円頂いてください』

という形で答えて、プレイが始まります。

アウトコールとは・・・

キャストさんからの『アウトしました』とか『これからホテルでます』

という感じで電話がきたら、電話を取ったスタッフがキャストさんの次の行動を指示します。

例えば、

『目の前にナンバー〇〇-〇〇』の黒い車軽が止まってます。

次ホテル〇〇で60分ネット指名のお仕事が続いてます!』

と、こんな具合。

船橋はこのアウトコール時にミスを犯します。

普通の人や、風俗の仕事が出来ないダメスタッフからしたら
こんなミスは大したことがないだろうと思うかもしれせんが、大きなミスです。

キャストのヒカリさんからアウトコールがかかってきました。

先輩スタッフ荒木から、

次のアウトコールに出てみよう!

と言われていたので、緊張しながらも電話に出る。

そう、重なってキャストまゆさんから電話がかかってきて
応答ボタンを押した携帯の先の声は、まゆさんだとも知らずに…。

はっきり言って、入社数週間の船橋には電話越しの声でキャストさんの判別など出来無い。

船橋はキャストヒカリさんだと思い込み、事前に準備していた言葉を並べる。

『お疲れ様です!この後仕事は入ってないのであがりになります。

前の前に白のナンバー00-00の軽が待っているので事務所戻ってきてください。』

10分ほどして、まゆさんが事務所に戻ってきた。

まゆさんはリストに向かい・・・

【船橋WiKi】-リスト-

当日のお金を扱う人、場所。

キャッシャーと言ったりもする。

女の子の当日のお給料を清算したりする。

『清算お願いします』

と伝える。

その言葉を耳に入れた店長がすかさず、

『え?まゆさん10分後くらいからお仕事入ってますよ?』

と、伝える。少し空気がピリつく。

まゆさん

『え?そこの新人君が次入ってないから上がりってアウトコールの時に言ってましたよ?』

そう、その新人君とはなんと船橋である。

まゆさんは事務所に戻る車の中で友人とこの後食事に行く約束をしてしまったらしい。

店長のなだめにより、無事(?)まゆさんはその後の仕事に行ってもらえた。

ホット一安心もつかの間。

まゆさんが仕事から戻ってくると、待機所で・・・

【船橋WiKi】-待機所-

言葉の通り、キャストさんが仕事に付いて無い時に待機する場所。

集団で待機する場所や、個室が用意されている場所と様々。

まわりの誰ともかまわず、

  • 使え無い奴がいてさ〜
  • ありえない〜

等々、大きな声で不満を垂れる。

そう、全て船橋のことだ。

あぁミスをしてはいけない人にミスをしてしまったらしい。

これでその待機にいた子たちの間では「”仕事の出来ない新人”船橋」の出来上がりだ。

その声を聞いて、正直当時の船橋は心の中で
「風俗嬢風情が調子乗ってんじゃないよ」と怒り心頭だった。

もちろん、これは風俗関係者として大いに間違えている感情である。

今新人でやっているスタッフ、また責任者のレベルで
このような感情を抱いてしまっている人は、早急に改めるか離職したほうがいい。

その後、店長に促されまゆさんに謝罪した。

まゆさんはバカにした目と態度で

『過ぎたことは気にしないから〜』

と吐いた。

船橋は、心の中で

「過ぎたことなのにうざいな〜」

と思っていた。

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