AVプロダクションのトップと出会い、
お互いにウィンウィンのビジネスをしようという話で盛り上がった。
向こうから受けた提案はこうだ。
『うちが適当な求人でドンドン女の子を集めるから、ドンドン口説いてAVに出演させてほしい。』
相変わらず、無茶な話ばかり舞い降りる。
いや、無茶をこなすから需要があるとプラスに捉えるべきか。
しかし、これは少しに世の中で大問題になった事に近いものがある。
一つ間違えれば、一緒だ。
そう、『AV強要問題』
しかし、船橋は力ずくや脅しで何かを強要する事は絶対しない。
そんなものには、確実に先がないからだ。
あくまで、本人が納得した上で行動してもらっている。
ある意味では、そちらの方がタチが悪いのだが・・・。
AVプロダクションとの話を大きなビジネスチャンスと捉え、本腰を入れることにした。
米島さんを居酒屋に呼び出す。
船橋『AVプロダクションと提携することにしました。
僕は本腰を入れてAV女優を大量に作り上げます。
AVに口説けない子は、ドンドン米島さんに流すのでさばいてくれますか?』
米島さん『流石ですね!もちろん協力します!』
これで、完全に僕の女ルートは確立された。
後は、毎日毎日口説くだけだ。
船橋『プロダクションは東京ですが、名古屋に事務所を借りて
そこから東京にバシバシ女の子を送っていく予定なので明日から名古屋入りします。』
米島さん『明日!?!?!』
船橋『はい、やると決めたらすぐ動きたいので』
こうして、突然の名古屋行きが決まった。