ドラマを紹介する前に、大切な説明を忘れていた。
紹介する多くの風俗店の形態が、「デリバリーヘルス」という業態に分類されるものだ。
なぜ多くがデリヘル(デリバリーヘルス)になるかというと、
世の中の風俗店の大半がデリバリーヘルスであるためだ。
店舗型風俗店は、実質新規参入ができない等々理由がある。
そして、デリヘルに紹介する際、大まかに分けて2通りの勤務体系がある。
1)通い在籍
在籍とは言葉の通り、ある風俗店に普通に在籍するような形だ。
イメージ的には飲食店にアルバイト採用されたようなイメージと同じ。
シフトを出してそのシフト通りに自宅から出勤する。
2)出稼ぎ
風俗には<出稼ぎ>と呼ばれる勤務方法がある。
一般的には、都内近郊から地方へ2週間から1か月程度まさに出稼ぎに行くのだ。
今時、出稼ぎなんて言葉は中々聞かないかもしれない。
出稼ぎというと一般的には、貧しい国の人達が栄えている国へ出稼ぎに行く。
だったり、
地方から仕事を求めて都会へ出稼ぎへ行くイメージだろう。
しかし、風俗の場合は逆だ。
都会の女の子達が、地方へ出稼ぎに行くことになる。
最近は地方の女の子が都会に出稼ぎに来るというパターンもあるが、都会→地方の方が圧倒的に多い。
需要と供給と最低保証額
理由はいくつかある。
まずは絶対的に風俗をやる女の子が地方は少ないのだ。
人口自体が少ない部分も多い。
さらに、繁華街が少なかったりするので、女の子が少し夜に染まりにくい。
極めつけは、風俗をやりたくても、小さい地方の地元でやれば
「身バレ(知人や家族に風俗勤務がばれること)」のリスクが莫大だ。
しかし、需要はかなりあることが事実。
地方を馬鹿にする訳ではないが、やはり都会と比べると娯楽は少ない。
数少ない娯楽の一つが、人間の三大欲求になる。
性欲を解消したい、という需要はあるに決まっている。
そのため、地方の風俗店は女の子不足に悩まされる確率が高いのだ。
出稼ぎの特徴は、ほとんどの場合【稼ぎの最低保証額】というものを出してもらえる。
なので、女の子も行けばとりあえずお金になるので安心感があるのだ。