ep33:スカウトが関わる「在籍店」と「出稼ぎ店」のそれぞれの特徴と違い

第2部:栄シップブリッジ

ドラマを紹介する前に、大切な説明を忘れていた。

紹介する多くの風俗店の形態が、「デリバリーヘルス」という業態に分類されるものだ。

なぜ多くがデリヘル(デリバリーヘルス)になるかというと、
世の中の風俗店の大半がデリバリーヘルスであるためだ。

店舗型風俗店は、実質新規参入ができない等々理由がある。

そして、デリヘルに紹介する際、大まかに分けて2通りの勤務体系がある。

1)通い在籍

在籍とは言葉の通り、ある風俗店に普通に在籍するような形だ。

イメージ的には飲食店にアルバイト採用されたようなイメージと同じ。

シフトを出してそのシフト通りに自宅から出勤する。

2)出稼ぎ

風俗には<出稼ぎ>と呼ばれる勤務方法がある。

一般的には、都内近郊から地方へ2週間から1か月程度まさに出稼ぎに行くのだ。

今時、出稼ぎなんて言葉は中々聞かないかもしれない。

出稼ぎというと一般的には、貧しい国の人達が栄えている国へ出稼ぎに行く。

だったり、

地方から仕事を求めて都会へ出稼ぎへ行くイメージだろう。

しかし、風俗の場合は逆だ。

都会の女の子達が、地方へ出稼ぎに行くことになる。

最近は地方の女の子が都会に出稼ぎに来るというパターンもあるが、都会→地方の方が圧倒的に多い。

需要と供給と最低保証額

理由はいくつかある。

まずは絶対的に風俗をやる女の子が地方は少ないのだ。

人口自体が少ない部分も多い。

さらに、繁華街が少なかったりするので、女の子が少し夜に染まりにくい。

極めつけは、風俗をやりたくても、小さい地方の地元でやれば
「身バレ(知人や家族に風俗勤務がばれること)」のリスクが莫大だ。

しかし、需要はかなりあることが事実。

地方を馬鹿にする訳ではないが、やはり都会と比べると娯楽は少ない。

数少ない娯楽の一つが、人間の三大欲求になる。

性欲を解消したい、という需要はあるに決まっている。

そのため、地方の風俗店は女の子不足に悩まされる確率が高いのだ。

出稼ぎの特徴は、ほとんどの場合【稼ぎの最低保証額】というものを出してもらえる。

なので、女の子も行けばとりあえずお金になるので安心感があるのだ。

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