ep25:やることがない夕焼け-第1部終幕-

第1部:船橋ブラストーリー

ある日、船橋は暇だった。

なんせ、やる事がない。

空を見上げると、夕焼けが綺麗だ。

夕焼けが現れるくらいの時間帯、僕はいつもキャストさんの出勤確認で忙しかった。

でも今は暇だ。

秋晴れが清々しい。

今僕が職業を聞かれたら、無職と答える。

店をやめた。

やめたというより、行かないことにした。

勝手にやめた。

こうして僕のセクキャバ編は、あっさりと幕を閉じたのだ。

ここで転職活動をしたり、会社をやめた人間に問いたい。

転職活動が怖いですか?

会社をやめるのはリスクですか?

いや、褒められたやめ方をしてない人間に言われるのは少々癪に触るかもしれないが
転職活動が怖いのは、前職を極めなかったからではないのか?と感じる。

僕は、今ニートになった。

しかし、不安は何もない。

セクキャバで磨いたスキルがあれば、必ず銭は稼げると確信していたから。

これは、何もセクキャバに限ったことではなく、全ての仕事に言えるだろう。

船橋は勝手にFA宣言をしたのだ。

そんなことを思いながら、僕は寝た。

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