ep23:ドン引きにドン引くほどに期待を超えてモンスターとなっていた船橋

第1部:船橋ブラストーリー

僕はそんな形で一躍グループの有名人になった。

浅地さんもこのところ機嫌が良い。

しかし、その和やかな雰囲気はたわいもない会話から崩壊した。

恒例の浅地さんとの営業終わりの店飲み。

いつも通り、あーだこーだ仕事の事について昼まで飲みながらしゃべっていると

浅地さんが

『そういえば、船橋!〇〇ちゃん、鬼出勤になっているけど、どうした?大学大丈夫なのか?』

僕は当たり前のように答える

『あぁ、やめてもらいましたよ!うちの出勤が足りなかったんで』

浅地さん

『え?は??うちの出勤が足りなかったから、お前がやめさせたの?』

浅地さんはかなり驚いた顔をしている。

船橋『人聞きが悪いですね。自らやめる決断をしてもらったんです。僕は導いてあげただけですよ』

浅地『いや…引くわ。お前マジか…。』

僕は非常に驚いた。

正直、浅地さんは超強面だが、ピュアなところがある。

しかし、浅地さんはこの時すでにこの店の責任者であり
そもそも浅地さんの無茶振りに答えるための結果であった。

浅地さんは畳み掛ける。

『船橋、お前には人の心はないのか?』

船橋:『売り上げを落とす事が人の心だというなら、ないです』

ちょっとギクシャクした。

いつのまにか僕は浅地さん以上に仕事成果を求め、自らを追い込み走り続けてしまっていたのだ。

当時の船橋は、船橋にドン引きした浅地さんにドン引きした。

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