ep18:キャストのマインドコントロールを開始する船橋-1人もお店を辞めさせない-

第1部:船橋ブラストーリー

船橋の開花は、周りをドン引きさせるほどだった。

開花する前、浅地さんからの無茶振りは相変わらずであった。

・どんなブスでも採用して、戦力にしろ。

・担当の女の子を罰金とかで縛らずに、当日欠勤させるな。

・ シフト少ない子は、かならず増やさせろ。

・各女の子の本指名率を上げろ

要するに、面接来た子をブスでもなんでもナンバー1級に育てて出勤もレギュラーにしろ!

それなら店の売り上げはかなりあがるだろ!

という事だった。

『当たり前である』

そんな難易度SSS級の荒技をやってのけてしまう。

与えられた無茶振りに対して、達成させる事に対して
もはや快感に近いものを覚えてしまった僕は、この無茶振りにをどう達成するか考えた。

そういえば、お店の女の子は気づいたら、他のボーイより僕の意見を聞き入れる子が多くなっている。

全員が自分の担当キャストなので当たり前といったら当たり前なのだが、

機嫌が悪く、『今日はもう働かない』と言い出すキャストでも
僕が声をかけて説得するとしぶしぶだが働いてくれる。

他のボーイが行くと、そのまま早退されてしまうことが多い。

これは何故なのか、考えた。

一つ、答えが出たのは人間対人間。

恋愛と同じ様なものなのだ。

キャストの管理は恋愛の駆け引きと同じ

ただただ、こちらの意見を押し付けるのではなく
キャストさんが求めていること、口で言ってる事とは違う
腹の中を予測し気持ちの良い答えを出してあげる。

そして、単純にキャストさんがついてるテーブルでカッコいい仕事をこなす。

ここで言うかっこいいとは、キャストさんに利益をもたらす仕事だ。

例えば、キャストさんの稼ぎ的に今日はこのテーブルであと一本シャンパンが欲しい。

ここで仕事の出来るボーイは、お客様からシャンパンの注文をとる。

この注文の取り方も非常に神経質で、しつこすぎたり煽りが下手だと
逆にお客様を不愉快にさせ、それはキャストさんを超不愉快にする事に直結する。

そこも恋愛と似ている。

読者の方も、キャバクラ等に遊びに行った時に寒い煽りを受けたことはないだろうか?

非常にめんどくさい事は、体験している人が多いと思う。

船橋は幸いな事に、恋愛は大の得意であった。

男女の駆け引きの様なもので通常、勝敗なんてものはあるべきではないのだろうが、負けたことが一切ない。

小学校の時から、色気付いて異性に対して思考を働かせたことが仕事に役立つとは思いもしなかった。

兎にも角にも、僕は無茶振りを達成させた。

・自分に自信のないブスが面接にくれば、個性を引き出し
笑顔を引き出し、接客を磨かせ指名客をつかませ自信を持たせた。

・風邪を引いて当日欠勤したいというキャストさんがいれば、
出勤させ不快にさせることなく、『頑張ってきてよかった』と言わせて笑顔で送り出した。

・学業でシフトをあまり出せない子には、じっくり話をし
自分の意思で学業を疎かにさせ、場合によっては退学してもらい、セクキャバ勤務中心の生活にしてもらった。

その際の「クロージング面談」の詳細は以下に

【夜のお店の経営者必見!(スカウトのクロージングにも使えるよ)】週2回しか出勤できない某有名理系大学に通うキャストを週6出勤に変えるためにセッティングした面談時に使った説得方法【大学は自主的に退学しても|船橋とおる|note
こんばんは、船橋です。 今回は、僕が運営するブログ「マン・オブ・ナイト」より ep18:キャストのマインドコントロールを開始する船橋-1人もお店を辞めさせない-  ・学業でシフトをあまり出せない子にはじっくり話をし、自分の意思で学業を疎かにさせ、場合によっては退学してもらい、セクキャバ勤務中心の生活にしてもらっ...

・自ずと各女の子の本指名率は上がった。

・当たり前に、店の売り上げは右肩上がりだ。

あえてさらっと書いてしまったが、信じられない事のオンパレードだ。

第三者が介入したら大批判間違いなしだ。

事実、セクキャバと学業を天秤にかけ、学業を放棄してしまった子の中にはそのまま夜の世界に染まり
学業を全うしていたら叶えられたであろう、未来を潰してしまった子も数えきれない。

ただ、僕は女の子に対して強制もしてなければ、無理な説得もしていない。

そう、これは一種の<マインドコントロール>であった。

僕はこれがズバ抜けて、長けていた。

最高のビジネスマンであり、最低の人間である。

今AVの出演強制問題等々が世間を騒がせているが
自分からすると、あんなもので問題が表面化してしまうこと自体が
スカウトマン、プロダクションのレベルの低さを露呈していると感じる。

笑顔で自分の意志で操られてもらうこと

何度も言うが、僕と話した女の子は、自らの意思で笑顔でそれらをこなすのである。

そうしているうちに、驚異的な数字が出る。

何店舗もあるグループで何十人と面接官がいて、各面接官である数字が出される。

各面接官が面接した女の子のその後の継続率だ。

これはほんの参考程度に取られていた。

参考にする数字は、面接した次の出勤でキャストさんがちゃんと来るかどうかだ。

これは面接官のイメージによるところが大きい。

しかし、船橋はおかしな数字を叩き出す。

面接後1ヶ月の退転率0%。

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