第2部:栄シップブリッジ

ep27:面接していただいているにもかかわらずビジネスの提案をしてしまう船橋

某駅から5分ほど歩くと、オートロックの小洒落たマンションについた。 そこの最上階の部屋がこの会社のオフィスらしい。 部屋に入ると、パーテーションで仕切られた小部屋があり、そこに通された。 さぁ、大の得意である面接の始まりだ...
第2部:栄シップブリッジ

ep26:そうだ、スカウトをしよう。-第2部始動-

船橋は暇が苦手だ。 暇な日々を過ごしながら、僕は何をしようかと考えた。 今の自分が一番金を稼げるのは何か。 キャストの供給に目をつけた。 僕はセクキャバ時代、完全にキャストをコントロールしてきた自信がある。 キ...
第1部:船橋ブラストーリー

ep25:やることがない夕焼け-第1部終幕-

ある日、船橋は暇だった。 なんせ、やる事がない。 空を見上げると、夕焼けが綺麗だ。 夕焼けが現れるくらいの時間帯、僕はいつもキャストさんの出勤確認で忙しかった。 でも今は暇だ。 秋晴れが清々しい。 今僕が...
第1部:船橋ブラストーリー

ep24:夜のお店で風紀をしてしまった時の罰則のリアル-没収された罰金の行方-

浅地さんがキッチンにきた。 『お前の色管理、バレてる』 せっかく頭から降りた血が、また頭にのぼった。 『おい、バレてるじゃねぇだろ、仕事だ』 つい、タメ口になった。 浅地さんは僕を救出するために割り込んできてく...
第1部:船橋ブラストーリー

ep23:ドン引きにドン引くほどに期待を超えてモンスターとなっていた船橋

僕はそんな形で一躍グループの有名人になった。 浅地さんもこのところ機嫌が良い。 しかし、その和やかな雰囲気はたわいもない会話から崩壊した。 恒例の浅地さんとの営業終わりの店飲み。 いつも通り、あーだこーだ仕事の事につ...
第1部:船橋ブラストーリー

ep22:実績を上げつつも決して偉ぶらず誤解される船橋

僕の成果はあっという間にグループの系列店に広まっていった。 色々な系列店舗から、勉強としてキャストさんの担当を持った人間がやってくる。 また、僕自身も他の店舗へ行くことが増えた。 かなり色々な人から、どのようにその成績をあ...
第1部:船橋ブラストーリー

ep21:夜の業界の繁忙期とその後の閑散期にこそ試されるキャスト管理の手腕

船橋は色管を極めた。 いや、元々極めていたものが使えることに気付いて応用して使用したに過ぎないかもしれない。 兎にも角にも、僕は店のキャストさんを掌握した。 時期は、これから年末の繁忙期が来ようとしている時だった。 ...
第1部:船橋ブラストーリー

ep20:キャストがお店を辞めないことが最優先事項-合鍵を排水溝へ-

『色管』という武器に気付いた僕は、もう勝ち戦だと確信した。 船橋は、子供の頃から恋愛は得意だ。 褒められた事ではないが、いたずらに異性と付き合い目的を達成してきた。 中学生やそこらの『目的』と言っても、セックス以外にはない...
第1部:船橋ブラストーリー

ep19:ホストクラブは夜のお店にとってありがたい存在-ホストの為に出勤するキャスト-

僕は、完全にグループで地位を築いた。 この業界、畑は3つほどある。 女・接客・リスト(会計) その中で僕は、女と、接客を極めたのだ。 業界は女を制せば、水商売を制すといっても過言ではない。 みるみる1日の出勤数...
第1部:船橋ブラストーリー

ep18:キャストのマインドコントロールを開始する船橋-1人もお店を辞めさせない-

船橋の開花は、周りをドン引きさせるほどだった。 開花する前、浅地さんからの無茶振りは相変わらずであった。 ・どんなブスでも採用して、戦力にしろ。 ・担当の女の子を罰金とかで縛らずに、当日欠勤させるな。 ・ シフト少な...
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